## 燈ちゃんの成長を演じるうえでは、考えなきゃいけないこともたくさんありました。
## 在表现燈的成长时,有很多需要考虑的事情。
——第10話の「詩超絆」のライブシーンがすごく印象的でした。どのような気持ちを込めて作ったのかを聞かせていただきたいです。
柿本:第10話をどう作るかというより、第9話までに5人を、どうやっても復活できないぐらいまで追い込もうと考えていました。その後のことは後で考えようと。第9話を書いてくださった和場明子さんがきっちり追い込んでくれたので、「さてここからどうしよう・・・」ってすごい悩んだんです。そんな中、ブシロードミュージックさんから「ポエトリーリーディングに挑戦してもらいたい」という話をいただいていたのを思い出して。羊宮さんもオーディションのときに伴奏なしで歌っていたので、これが燈が戦う唯一の武器だなって思いました。燈が1人で、自分の力で動き出すとしたら、彼女にできることはそれしかないなと。「詩超絆」の詩の発注も、朗読ライブを重ねるごとに推敲され洗練されていく燈のノートの中身を先に4、5本作って、それを「この延長線上にある完成系を作ってください!」って感じでお渡ししました。燈はどう戦うか、他のを人はどうしているか、1つ1つの事象を拾っていったら、第10話の脚本が出来上がっていました。本当に無駄なく全部がハマっていったんですよ。でも僕としては、「何話の何の回収をしなきゃ」とか、要素の取りこぼしがないかがずっと不安で・・・・・。第10話の放送を観ているときも、ずーっと不安だったんです。でも放送後、視聴者の方からの反響が大きくてびっくりしました。キャストとスタッフ1人1人が、この話で自分が何をやるべきかっていうのが見えていて、先を走ってくれていました。僕はその後ろから、取りこぼしがないかを拾っていった感じです。脚本の後藤みどりさんも、前半の長いポエトリーリーディング部分を全部昔いてくれたり。彼女は結構ロジックで脚本を作っていくタイプなんですけど、その部分は詩人が宿ってるんじゃないかみたいな勢いで書いてくれていました。全員がこの第10話に特別なものを感じて、自分がやれることを10%、10%やり切ってくれた話だったなと思います。
羊宮:私は燈ちゃんを演じさせていただけるとなったその日から、歌がすべてだって思っていました。「詩超絆」のデモを聴いたとき、正直、「これどうやって素晴らしく仕上げたらいいの?」という感想でした。感情の付け方が全部自分次第だったんですよ。それがすごく難しかったんですけど、でも私が燈ちゃんだしみたいな葛藤がありました。でもいざレコーディングすると、実はそんなに何回も取り直した記憶はなくて。自分をめたいって思えるくらい、先にいっぱい悩んで良かったなと。
——第10集的“詩超絆”现场演唱非常印象深刻。可以分享一下制作时的心情吗?
柿本:与其说是如何制作第10集,不如说是在第9集之前,我考虑了如何把五个人推到绝境,以至于看似无法复活。那之后的事情再说。和場明子写了第9集,把人物推到了极限,“那从这里该怎么办……”我非常纠结。在此期间,我想起了Bushiroad Music建议尝试诗歌朗读的事情。羊宮在试镜时也曾无伴奏演唱,我觉得这是燈唯一的战斗武器。如果燈要独自一人,凭借自己的力量前进,那她唯一能做的就是这样。我先制作了4、5本燈的笔记内容,作为“詩超絆”的诗的草稿,然后以“请在此基础上完成”的形式提交。考虑到燈如何战斗,其他人怎么做,挑选了一个个事件,最终形成了第10集的剧本。所有元素都完美契合。但对我来说,“必须回收哪些剧情的哪些元素”一直是一种不安……看第10集的时候我一直很紧张。但播出后,观众的反响很大,让我感到惊讶。每位演员和工作人员都清楚自己在这集中应做什么,他们一直在带领前进。我只是在后面确保没有遗漏。剧本作者后藤みどり也写了前半部分的长诗朗读部分。她一般是逻辑性很强的剧本创作类型,但这部分仿佛诗人附身一样地写得很有力量。所有人都对第10集有特别的感觉,每个人都将自己能做的事情做到了百分之百。
羊宮:从我被选为燈的角色的那一天起,我就觉得唱歌是一切。当我听到“詩超絆”的演示时,坦白说,我想,“这该怎么完美完成呢?”情感的加工完全取决于我。这非常困难,但我有一种冲突感,因为我是燈。但实际上录音时,并没有多少次重录的记忆。我感到非常自豪,因为之前深思熟虑过。
——レコーディングまでに答えを見つけていったんでしょうか?
羊宮:レコーディングのときに、燈ちゃんの気持ちを考えて演じていたら、それが出たって感じです。燈ちゃんを演じはじめた当時と比べると、音程とか音圧とか、歌唱において何も気にすることなく、燈ちゃんになりきって歌えていることが、自分の中ではすごく成長を感じました。でも反対に、燈ちゃんの成長を演じるうえでは、考えなきゃいけないこともたくさんあって。「碧天伴走」から「迷路日々」までの歌い方も、「ここはこうしてこっちはこうして」みたいなことを決めていました。感情に任せすぎると、それは燈ちゃんの成長を表現するのではなく、私の成長をお見せすることになっちゃうので。
——录音前你已经找到了答案吗?
羊宮:在录音时,当我考虑燈的感受并进行表演时,感觉就自然而然地显现出来了。与最初扮演燈相比,无论是音调还是音量,我都感觉在歌唱方面无需担心任何事情,完全投入到燈的角色中,我觉得自己有了很大的成长。但相反,在表现燈的成长方面,还有很多需要考虑的事情。从《碧天伴走》到《迷路日々》的演唱方式,我都有“这里应该这样,那里应该那样”的决定。如果过于依赖情感,那么展现的将不是燈的成长,而是我的成长。
——お2人が1番好きなシーンを1つ挙げるとすればどこでしょうか?
柿本:僕は第7話ですね。「春日影」で「咲き誇る大切な人」って歌ってるときには、もう祥ちゃんがいないところが気に入ってます。全然届いていないところ。あと、劇伴に小さい奇跡がいっぱい起こっていて。冒頭の解散シーンも、作って、じゃあ「雨だれ」を1回流してみようって流したら、曲の流れとシーンがぴったり合っちゃったり。フィルムスコアリング(コンテに合わせて劇伴を作る)したのかなみたいな。もちろん意識して作っている劇伴もいくつかあるんですけども、基本的に曲とシーンは別で作っているので。でも何も調整しなくて合うっていうのが多かったです。
——如果让你们各自挑选最喜欢的一个场景,那会是哪里?
柿本:我最喜欢第7集。在《春日影》中,“为了心爱的人而盛放”那部分,祥子已经不在那里了,这让我很喜欢。完全没有达到的地方。还有,在配乐中发生了很多小奇迹。开场的解散场景,我们制作完之后,就试着放了一遍《雨滴》,然后音乐和场景完美地匹配上了。感觉就像是为了动画板(根据剧情调整配乐)制作的音乐。当然,有一些是有意识制作的配乐,但基本上音乐和场景是分开制作的。但有很多时候不需要调整就能匹配,这种情况很多。
——みんなの解釈が一致しているからなのでしょうか?
柿本:それもあると思うんですけど、複数のシーンに流す劇伴もあるので、それだけじゃないと思います。MyGo!!!!!はやっぱり何か持ってるんじゃないですかね(笑)。
羊宮:私は「迷路日々」のライブシーンですね。ずっと泣いていました。声優としてお芝居の発声に力を注ぎたいけど、歌の発声に向き合わないと燈ちゃんの叫びは絶対に表現できないという矛盾に苦しんでいた時期が続いていたんです。それが本当に「迷路日々」のライブシーンを見て、今までやってきたことが報われる気持ちになり涙が溢れました。燈ちゃんをアニメで演じ切るにあたって、ようやくここで一段落したように思えました。なので「迷路日々」は、こんなにボロボロ泣くことがこれまでにあったかなっていうぐらいずっと泣いていました。
——这是因为大家的解释一致吗?
柿本:我认为这也是一个原因,但也有多个场景使用同一配乐的情况,所以不只是这个原因。或许MyGo!!!!!真的有些特别的东西(笑)。
羊宮:我最喜欢的是《迷路日々》的现场演唱场景。我一直在哭。作为声优,我想专注于表演的发声,但如果不面对歌唱的发声,就无法表达燈的呼喊,这种矛盾让我苦恼了一段时间。当我看到《迷路日々》的现场演唱时,感觉到之前所有的努力都得到了回报,泪水不由自主地流了出来。在动画中完整地表现燈的角色,我觉得终于在这里得到了一个阶段性的总结。所以在《迷路日々》的现场,我哭得非常厉害,感觉像是前所未有地流泪。