ディー・トリエル
エゥーゴに保護された強化人間と思しき幼い少女。水色のショートヘアに真紅の瞳を持ち、愛称は「トリエ」。乗機は、百式、トライア、スーパーディアス
宇宙世紀ルートでは コウ・ウラキ及びルー・ルカと共に、月面のアンマン市で補充要員としてアーガマに、平成ルートではアラスカ防衛に向かう際ハヤト・コバヤシと共に合流する。部隊内では幼い子供を戦わせることに否定的な意見もあったが、本人の強い希望が通り戦闘員として迎えられた。ニュータイプ能力はフォウ・ムラサメやエルピー・プルなどの強化人間を上回るが、失声症らしき症状を患っており、あまり自己表現が得意ではない。
正体はジオン残党によって作られた「マシンチャイルド(肉体をナノマシンで構成した強化人間)」と呼ばれる人工生命体で、その4番目の試作モデル(D号試験体)である。A〜C号試験体と同様に能力不足と判定され殺処分されるところだったが、心ある士官によって研究施設から逃がされた。その際、「殺される」という事の意味を理解出来なかった彼女に対し「戦いを継続し生き続け、その中で自分にとって大切なものを見つけ出せ」という命令を与えられている。
後にセンチュリオの猛攻を受けた折、親身に面倒を見てくれたアーガマ(アークエンジェル)の仲間を守りたいという強い意識が芽生え、ナノマシンを活性化させその能力を飛躍的に向上させた。また、ナノマシンの活性化に伴い会話能力を獲得したが、相変わらず無口で稀に一言二言呟く程度である。一時期拉致されて「レギオン」の一部に組み込まれたがアーガマの仲間達によって救出され、この経験を経て人間としてのパーソナリティを確立した。D号試験体(Dトライアル)を捩った「ディー・トリエル」という名前に嫌悪感があり、愛称の「トリエ」で呼ばれることを好む。
なお、行動を共にしていたコウやルーはもとより、アポリー・ベイやキラ・ヤマトにも懐いている。
(以上是照搬G世纪Wiki的文)