這是当天的MC在自己的部落写影友会和対秉宪的感想
プロ中のプロ(专业中的专业)
http://minsil.blog116.fc2.com/blog-entry-263.html先日、イ・ビョンホンさんのファンミーティングの為、初めて済州島に降り立ったわけですが、彼とは、日本より韓国で仕事をすることが多いんですね。
で、韓国で仕事をする…と言うことは、日本のやり方とはかなり勝手が違うものでして。
率直に言えば、なかなかスムーズに行かない、と言えばいいのでしょうかねぇ(笑)
緻密にスケジュールを立てて進めていく日本とは違い、かなりその場で準備したり決めていったりすることが多い。
となると、司会や通訳は時間通りに現場に行っても、延々待たされる始末。
しかも、リハーサルすら出来なかったり、当の本人と顔を合わせることなく本番、なんて事があります。
(まぁ、これは日本でのファンミでもしょっちゅうあることですけど…)
でも、どんなことがあっても必ずリハーサルをするのがイ・ビョンホンさんなんですね。
大スターですし、何度も経験があってわかっているだろうし、加えてお忙しい身ですから、リハーサル無し!なんて言われてもびっくりしないくらいの方なのに、どんなに遅くったってリハーサルは必ずやるんです。
そして、内容についてちゃんと自分の意見を言う。
それをやるのがイヤ!だからではなく、ステージを良いものにしたいからしっかり意見を言う。
しかも、なるほど!とスタッフが納得することも度々です。
今回のファンミは、イ・ビョンホンさんのデビュー20周年と、7/12の誕生日を祝うという趣旨で企画されていました。
台本は、やたいことを凝縮したものになっていて、予定時間はかなり過ぎるだろうなぁ…と思っていたんですが…
結果、ジュニさんやペ・スビンさんなど多くの後輩ゲストも登場、3時間半をゆうに超えるファンには堪らないイベントなりました。
今回のイベントで印象的だったのは、デビュー20周年に対する彼の想い。
台本を見ると、私のパートにはこれでもか!というくらい“デビュー20周年”という前置きが書かれていました。
それを見て、イ・ビョンホンさんは
「こんなにデビュー20周年って言われるのはちょっと…。大したことではないのに。
還暦を祝うみたいで嫌だなぁ。(苦笑)」
これには、思わずスタッフたちも苦笑い。
イベントでも言ってましたけど、イ・ビョンホンさんの中で20周年と言うのは、これからの俳優人生において、ほんの小さな点みたいもの、通過点にすぎないんだそうです。
それを、何度も繰り返す姿に、世界を目指す彼の中では、まだスタート地点に立ったばかりという気持ちなのだと感じました。
そして、イベントのクライマックスにサプライズで登場したお母さまからの手紙。
私は基本的にこういうのに弱いので、司会者の私が泣くことのないよう、頑張っていました。
会場のファンの多くが、目頭をハンカチで抑える姿を見ても、泣いちゃいけないと。
でも、手紙の朗読が終わり、イ・ビョンホンさんに感想を聞こうと彼を見ると、今にも涙が溢れそうになっている!
さすがに、これはきましたね(笑)
だってお母さまの手紙、本当に素晴らしかったんですもの。
泣きそうになるのをグッと堪えたんですが、私の声も涙声になっていたんではないかと…
日本ではなかなか小規模では出来ないからこそ、今回はファンと触れ合いたい…というイ・ビョンホンさんの思いがファンの皆さんにしっかり届いたんじゃないかな。
そんな素敵な場所に立てたことを光栄に思います。
そしていつお会いしても思うこと。
イ・ビョンホンさんの姿勢はいつどこでも“プロ中のプロ”でした。
私も見習わなければ!!